納品事例
納品事例NO.75「kitoki DK09.table」
福山市にお住まいのK様邸へ「kitoki DK09.table」を2台お届けして参りました。
tableをデザインしたのは”Koizumi Studio”の小泉誠さんです。
実はことslit tableは事務所のテーブルがデザインの元になっています。
事務所のテーブルは杉材で作られているようです。kitokiになるとアメリカ広葉樹の
ブラックウォールナット、ブラックチェリー、ハードメープル、イエローバーチの4種類の材料から作られます。
今回は2人用ダイニングテーブルとワーキングデスクにサイズをカスタマイズしました。
椅子は「高山ウッドワークス」の”キャプテンチェア”です!
デスクタイプにカスタマイズする際にもコンセントを付けたり、コード用の欠き込みなど
細かいご要望にもお応えできるサイズになっています。
広葉樹に囲まれた温もりのあるkitokiの空間になりました。
K様写真のご協力誠にありがとうございました。
納品事例NO.74「ハード型のテーブル 熊野筆 晃祐堂 – KOYUDO様」
広島県安芸郡は筆の里、「熊野」の老舗メーカー「晃祐堂 – KOYUDO」さんの新社屋へ
ハード型のテーブルをお届けして参りました。
ハートはKOYUDOさんのシンボルです!
3つ置くと三つ葉のクローバーみたいになってかわいいかったです ♡₍₍ ◝(・ω・)◟ ⁾⁾♡
ウォールナットで製作したのでチョコレートみたいでおいしそうですね!
ハート形に形成するにはNDCルーターでカービングしていきますが、
NCルーターの刃物の系は最小3mm、するとハート形の谷部分が鋭角に削ることができず形が綺麗にできません。
故に一度上半円をNCルーターでカービングし、半分に分けて高周派プレスし再度NCルーターで下部分曲線を
カービングすると谷部分の形成が綺麗になるのです。
テーブル天板製作の新しい行程を発見できました。
納品事例NO.73「ダイニングテーブル TM40」
福山市のO様邸と広島市のH様邸へダイニングテーブルTM40をお届けして参りました。
AUTHENTICITY シリーズのデザイナー”道畑拓美”がデザインしたダイニングテーブル「TM40」
名前の通り”Takumi Michihata”が無垢材の厚み”40″mmのテーブルをデザインしています。
オーソドックスな”くの字”脚に三角形のヴォイド(穴)をデザインする事で新しいデザインが生まれました。
くの字脚の形を実現する為に土井木工の職人が考えた構造です。
右側の脚は、相欠(アイカキ)と呼ばれる伝統木造工法を用い、
左側の脚は略鎌(リャクカマ)と呼ばれる相欠の先端に突出を付けて引張りに抵抗する形になっています。
略鎌は大仏建築における貫仕口の一つとして用いられ、日本の木造建築の基本形として定着し、
貫以外にも小屋や、床等の目に触れない部位を中心に用いられるようになりました。
テーブルの脚は椅子に腰掛けてしまうと普段は目に見えませんが、目に見えないところにも
土井木工の職人の技があるのです。
デザイナーの形を再現するのがメーカーの役割です。
天板はウォールナット、ブラックチェリー、ホワイトオーク、イエローバーチのいずれも
しっかりと杢目合わせをします。この度のテーブルは6枚の板を使用していますが、左から1番,2番と材料に
番号を付けていきます。この板の順番が一つだけ違うだけでも天板の表情が変わってきます。
土井木工の木取りスタッフの長年のセンスが光ります。
サイズも長さ2400mmまで1cm刻みにオーダーできます。
セカイにヒトツだけのモクメのテーブルはいかがですか?
納品事例N0.72「コルクボードのパネル」
1月にオープンした府中のNEWスポット「府中地域交流センター」へ、コルクボードのパネルを
納品しました。建物構造に併せてディテールを決め掲示板の役割を果たします!
まずはアンガールズさんのサイン入りポスターを貼りました!
ワードロープのように扉が左右にスライドするので奥にある棚にも物が置けます!
からくり扉のようでおもしろい掲示板になりました!
納品事例NO.71「宮崎椅子製作所 – HANDY」
先日ご紹介した府中市のK様邸へ、土井木工が製作している小泉誠さんデザインの「kitoki DK01.slit table」と、
デンマークのデザイナー”カイ•クリスチャンセン”デザインの「 HANDY 」を6脚
お届けして参りました。HANDYは宮崎椅子製作所が製作してます。
テーブルはブラックウォールナット、ブラックチェリー、ハードメープル、ホワイトアッシュの4種類の材料を
使っています。このテーブルのデザインは小泉誠さんのアトリエで使っているテーブルのデザインをそのまま
採用しています。アトリエで使用しているのは杉材だそうです。
椅子もテーブルの材料に併せてホワイトアッシュにして、ファブリックをウォールナットに近いような茶色を選択しました。
テーブルの長さは2mです。通常のテーブルだと2mでも椅子が3脚ずつ入らないのでもっと大きいテーブルを
購入せざるを得ない場合がありますが、小泉誠さんデザインの”DK01.slit table”は脚が両端にあるので
すっきりと椅子を設置することができます。
土井木工ショールームでは宮崎椅子製作所の椅子を4種類展示しております。
ご来場いただき座り心地を体験してみてください。
■デザイン
Kai Kristiansen – カイ•クリスチャンセン
■サイズ
W500×D525×BH750×SH460(ハイタイプ)
W500×D525×BH720×SH420(ロータイプ)
■Comment
1956年発表のNV31をベースに、今回復刻では肘から背に繋がるラインが円弧を描くよう改良を加えた。
座り心地の良さ、スタンダードなデザイン、採らす構造を取り入れたしっかりとしたつくり。
高いレベルでバランスのとれた椅子。
■デザイン
小泉誠
■サイズ
W560×D530×BH735×SH430
■Comment
U chairの評判がとてもいいもので、もっと座り心地の良いアームタイプの椅子に挑戦しました。
U chairの上にU型のアームを付けることで、背の当たる面積も増え、肘当てにも余裕ができ、
何よりも構造的に強い形になりました。ということでU chairにU型のアームを付けたという事で、
「UU chair」です。じつは、小泉が仕事場で常時座っているのがこの「UU chiar」です。(小泉誠)
■デザイン
村澤一晃
■サイズ
W540×D530×BH780×SH425×AM600
■Comment
くるりと回った脚と肘が特徴です。
見た目は細くても6000回の衝撃試験にもびくともしなかった、強度も抜群の椅子です。
■デザイン
村澤一晃
■サイズ
W535×D550×BH770×SH4325
■Comment
OTTOのデザインをきっかけにフィンガージョイントにはまりました。ただ強度があるだけではなくて、
ジョイント部分がそのままデザインのポイントにもなるところがミソです。
このイスであ四角と丸が融合しています。脚先では丸い断面が徐々にアームの部分では丸四角になり手に
やさしい触り心地を与えます。そして背で丸に戻る。こんなところにも胡椒(=pepe)のような技術の隠し味が
効いているのです。( 村澤一晃)