SPINGLE スピングル ウェルネスセンターの家具を製作しました。

SPINGLE スピングル ウェルネスセンターの家具を製作しました。

 

土井木工ショールームの真隣に7月1日にオープンしたSPINGLE ウェルネスセンターの家具を製作しました。

「賑わい」と「交流」をテーマにしたこの新しい施設には産・学・官のプロジェクトで実現した、府中市産のヒノキによるプロジェクトの一環です。

 

◾️産業界(企業)

・大旗連合建築設計株式会社

・カジワラヨウスケ建築設計

・甲奴郡森林組合

・土井木工

 

◾️学界(大学・研究機関)

・広島工業大学

 

◾️官界(政府・地方自治体)

・広島県 府中市役所

 

今回のプロジェクは産学官が協力し新たに建設される市民プール建物内に他世代交流の空間を実現する目的で実施されました。

あまり知られていませんが、府中市内の森林率は約70%でヒノキ・スギを中心に十分な蓄積量があります。

 

 

本プロジェクトでは府中市内で間伐されたヒノキの丸太のみを用い、価値が低いとみなされている間伐材を高付加価値商材に転換するためのサーキュラーエコノミー型の地域循環モデル「備後府中モデル(オオムラサキモデル)」の構築を目指して取り組みました。

このモデルは地域の森林循環を中核に、地域資源の高付加価値科と持続可能な地域産業づくりを両立するサーキュラーエコノミーを意識したシステムです。

 

 

建築・インテリア・プロダクトを学ぶ広島工業大学の大学生・大学院生が府中市を象徴する蝶である「オオムラサキ」を家具デザインに落とし込み、3Dモデルを製作されました。

3Dモデルで製作されるのが昨今のデザインのトレンドです。

 

 

土井木工と山崎彫刻店ではその3Dデータをcad/camでGコードと呼ばれる加工プログラムを組み上げ、地元企業を代表する北川鉄工所さんが製作されるCNCマシンと、CNCカービングマシンでヒノキを加工して製作しました。

 

学生の皆さんも自分が作った3Dモデルがそのまま形になる工程を見ることで今後のデザインに活かせていただければと思います。

 

 

 

施設内はプールはもとより、2Fのトレーニングジムでは最新機能のマシンが48台設置、スタジオではヨガやグループファイト(格闘技系)、キッズダンススクールなど多様なレッスンに参加できます。

22時まで運営されているのもとても魅力的です。皆様ぜひ会員になられてひと汗かきにいきましょう!

 

◾️SPINGLE スピングル ウェルネスセンター

〒726-0004 広島県府中市府川町25-1

☎️0847-44-9222

営業時間:9:00〜22:00

休館日:火曜日

 

 

 

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