納品事例NO.106「ウォールナットの一枚板」
福山市にご新築されたS様邸へ土井木工が製作した「ウォルナットの一枚板」のダイニングテーブルと
シラカワの「匠工房」のダイニングチェアとベンチ、
日進木工の「whitewood」シリーズのダイニングチェア、
ナガノインテリアのダイニングチェアをお届けして参りました。
すべてウォルナットの無垢材で作られています。
長さ2m60cmのとっておきのウォールナットの一枚板です。
S様には材木置き場でウォールナットの一枚板をセレクトして頂きました。
土井木工はお客様が工場に来て頂けると、木取り(木を選ぶ作業)を職人と一緒にする
ことができます。メーカーならではのスペシャルな特典ですね!。
通常の家具屋さんには加工されているものがありますが、土井木工はウォルナットの
丸太を切ったそのものが保管してあるので、杢目を一枚一枚吟味し
納得するまでお客様と一緒に選べます。
S様が決められた一枚板はこちらの板です。
このあとはワイドサンダーにかけ表面を綺麗にします。
上の写真の状態では杢目がわかりずらいので一度ワイドサンダーをかけてから
木を選ぶこともできます。
ワイドサンダーをかけ表面を綺麗にすると、このように杢目が現れました。
その後は、ニューウェーブサンダーで自動研磨して塗装前に控えます。
NC制御の2軸の自動サンディングマシンです。
さてこのダイニングテーブルですが、天板に切れ目が . . .
そして脚がいっぱいあるようですが . . .
なんと2つにセパレートするんです!
S様のご提案で、クリスマスやお正月などには、2つのテーブルをくっつけて
ご家族、ご友人の数に対応できるように。普段は単体で使えます。
日進木工の「white wood」シリーズのチェアでコーヒーテーブルにも。
2つに分かれる前の板です。もちろんですが元々は一枚の板です。
2つに分ける位置と、脚の位置をマーキングします。
種類に分けて肉の部位を切る作業と似ていますね。。
切った後は脚をつける為のプレートを付ける為に加工します。
脚の取り外しも簡単にできます!
CNC Router from DOI FURNITURE on Vimeo.
今回ご紹介できたのはごく一部の細作風景ですが、これからもっと発信できればと思います。
S様、この度は誠にありがとうございました。
メリークリスマス♪