庄原市へ ソファとダイニングチェアをお届けさせていただきました。

納品事例

AUTHENTICITY FINE SOFA RB COUCHをコーディネート。

 

竹原市にご新築されたお施主様宅へ、AUTHENTICITY SOFA RB COUCH、ダイニングテーブル、CH24 Yチェアを納品いたしました。

 

 

杉の無垢材のフローリングに合わせるため、明るい色の木で家具も統一したいとご要望いただき、ソファは、カナダ産のイエローバーチ、テーブルは同じくカナダ産のハードメープル、椅子はデンマーク産のビーチでコーディネートいたしました。

 

 

 

ソファの生地は壁のグレーや、ステンレス製のキッチンに合わせれるようにグレー系の生地をセレクト。

AUTEHTICITY発足時からのロングセラー「TU」シリーズからMB色(モカベージュ)にしました。

 

 

アイランドキッチンがあるリビングは、香りが良い障子で仕切られた和室があり、計算された障子の木材の格子が、ソファRBの後ろ姿と和モダンを演出します。ソファはカウチタイプで全長2m20cmです。リビングダイニングの間取りや、マンションのリビングにもぴったりのサイズです。

 

 

 

テーブルの天板は4cmの厚みがあるFASグレードのハードメープルで制作しました。

Yチェアのビーチとも相性が良く、白木の美しさがエレガントな空間を演出します。

 

 

こちらのご新築の平家ですが、お施主様のご厚意で住宅見学会が催されます。

 

 

 

 

7月16日(日)、17日(月)は予約不要、18日(火)から22日(土)までは予約制となっているようです。

予約は設計・施工された、創業105年の「西川建材工業」さんへお問い合わせください。

竹原でご新築をご検討されている方はぜひご来場ください!

 

 

N様この度は誠にありがとうございました。

 

広島県産の広葉樹の活用の一環で神石高原町産の欅を製材しました。

 

先日、神石高原町にある「佐々木林業」さんへ工場見学へ行ってきました。
佐々木林業さんは神石高原町で林業を営んでおられ、主に地元工務店やハウスメーカーの構造材を製材するお仕事と、丸太を粉砕してチップにして紙になる原料を作られております。チップは大手製紙会社に引き取られ、私たちが使う紙になります!すごいですね!

 

土井木工は2018年より、地元広島の針葉樹の檜材を使った家具の取り組みをしていますが、地元の広葉樹にもチャレンジしたく、広葉樹も扱われる佐々木林業さんへお伺いしました。

紙になるチップの原木は檜や杉の針葉樹ではなく、クヌギやコナラ材などの広葉樹が使われるようです。

建築の構造材だけ扱う製材所さんだと針葉樹だけなので広葉樹も扱われる製材所さんは珍しいのです!

 

 

ただ、中国地方のコナラやクヌギなどの広葉樹は丸太が小さい樹種ですので、なかなか家具には使えません。

中国地方も大きい広葉樹はないのですか?とお尋ねして、たくさんの丸太がある中、欅をまとめてある所へ案内いただきました。

 

そして見た瞬間にオーラを放つ欅を発見!俺を斬ってくれ!と言わんばかりの覇王色!

この丸太、買い手がなければ粉砕してチップになるということでしたので、すぐ製材させてほしい!

 

ということで後日お伺いして製材していただきました!

丸太を伐採してから3年ほど経っている丸太ですので水分もほどよく抜けていると思います。

 

 

丸太を製材所へ移動してもらいました。

横にすると小口が直径50cmから60cmで長さが3m20cmある丸太でした。

左が佐々木林業社長の佐々木さんです。

 

丸太はちょっと曲がっていますが、木の根元の方で枝もないので、節もなく綺麗な板が製材ができると思いました。

 

 

 

ここから工場長にバトンタッチ!まずは丸太の形を整えます。製材する際に出っ張りが気になられたようです。

チェンソーでカットして長さを測り、製材機にピッタリのちょうどのサイズにしました。

 

 

 

フォークリフトで移動して台にセットします。

動画などはインスタグラムにアップしていますのでご覧ください→ instgram @doi.furniture.mfg.ltd

 

 

工場長と一緒に小口を見てどの面から切っていくか確認しました。55mmの厚みで切っていきます。

そしていよいよケヤキ入刀です!緊張しますね!

さてどんな木目が現れるか!?

 

 

 

あ、腐って黒ずんでね?

バタンと一枚目が落ちた時誰もが思いました。こりゃダメかーorz

自然の厳しさを目の当たりにする瞬間でした。

しかしながらケヤキ入刀は容赦無く続きます。

 

 

2枚目はどうか!?

 

 

おー!中の方は綺麗じゃないか!?

不安から一転、希望が見えてきました。

 

 

 

3枚目、4枚目はとても綺麗な木目が出てきました!節もなく素晴らしいです!

 

 

5枚目、6枚目は中心に近づいてきたので節や割れが増えてきました。

 

 

仕上がりました!

全部で10回切りましたが、使えそうなのは6枚ほどです!

 

 

フォークリフトで移動して並べてみました。

 

 

 

とても綺麗です。

ご覧の通り欅は白太(外側の白い部分)が柔らかく腐りやすいので赤い部分だけ使います。

二枚使ってブックマッチのテーブルを作ったり、綺麗な板目が出てるので贅沢に「AUTHENTICITY」のソファBⅡのアームの筍木にしてみたり。

いろいろなレシピが浮かんできます。

 

 

しかしながらすぐにこの板は使えません。

これから乾燥しなければならないのです。

触った感じまだ含水率が25%から30%近くある気がしました。

家具には含水率を一度10%以下にしなければなりません。

含水率が10%以上の木で家具を作ると、割れたり反ったりしてきます。

 

最近一枚板を専門に扱っている業者でも、自然のものだから割れたり反ったりしますよ。と平気で言ってきますが違います。

しっかりと乾燥させることが重要です。

 

最近はどの材料(針葉樹の檜も、アメリカ産の広葉樹のウォルナットも)も人工乾燥機で乾燥させています。

アメリカは広葉樹の乾燥設備がかなり進んでいるのですが、日本の人工乾燥機はほとんど針葉樹用に作られていて、広葉樹専門の人工乾燥機はあまりありません。

しかも広葉樹は針葉樹より、低い温度で長く人工乾燥させないといけないので、その分乾燥機の占有時間が長く、費用もそれだけ 多くかかってしまい、その分、家具の値段に反映され高くなってしまいます。

また針葉樹の乾燥機で広葉樹を急激に(針葉樹と同じような温度と時間)乾燥させると、ハニカムと呼ばれる割れ(表面には割れがないが中身が割れている現象)が発生してしますので注意が必要です。

このハニカムがなかなかいやらしく、製品にしても割れが出ないので、家具にして家で使って乾燥してくると中から割れが発生してしまいます。

 

 

そんなことから、今回の欅は、風通しの良い日陰に保管し、昔ながらの天然乾燥をさせる方法を取りました。

素敵なテーブルを作るのが楽しみです。

 

佐々木林業さんは上質な薪も販売されています。

ぜひみなさん神石にお越しの際は佐々木林業さんにお立ちよりください!

 

佐々木林業さんの薪の情報→ https://sasaki-ringyo.co.jp/product

TEA STAND GEN TAMATE / 茶立玄 山手 什器製作

 

6月24日に尾道のお茶屋さん「TEA STAND GEN」さんの2号店「TEA STAND GEN TAMATE / 茶立玄 山手」がオープンしました。

土井木工で新店舗のお盆の製作とソファの張り替えをさせていただきました。

 

 

店舗は尾道ならではの、古民家リノベーション。

設計は尾道に新しくできた展望台を設計したAS(旧名:青木淳建築計画事務所)から独立された「プフ建築 / puf studio」代表の石原愛美さん。

石原さんは展望台の設計担当をされており、ASでの最後の担当物件で、完成後に尾道の街並みに魅了され尾道に移住し建築事務所を創業されました。

そしてこの度の「TEA STAND GEN TAMATE」の設計が独立後初めての処女作となるようです。

 

 

「TEA STAND GEN TAMATE」の店主は、ALL ABOUT TEA 株式会社 CCO「高橋玄機」さん。

世羅町でお茶を栽培されており、お茶農家として広島の茶畑の再生、無肥料・無農薬のお茶栽培、製造者としては茶葉の加工、製造、伝え手として直営店「TEA STAND GEN」の運営をされています。

オープンにあたってCAMPFIREにてクラウドファンディングを実施し、見事目標達成されました!

 

 

製作させていただいたお盆は「センの木」の一枚板を削り出して製作いたしました。

GENさんにも原木の状態で見ていただき、ここから削り出します!と一緒にマーキングしました。

節があったり割れがあったり、板によってはお盆が一枚しか取れない板もありました。自然のものですねー。

 

 

 

 

 

お盆もプフ設計の石原さんのデザインです。

お盆は畳に台が置かれているのですが、尾道港の船を結ぶロープをお茶で染めて再利用したものが巻かれています。

2階にはこの台がアートのように置かれているので、お盆をのせていただくスタイルになっています。

 

 

自分の好きな居場所を見つけてととのってみてください。

 

 

1Fは丸太をくり抜いて作られた臼を再利用してサイドテーブルになっています。ちょうどのサイズ感です!

 

 

リノベーション前の写真です。GENさんがこの物件を探されていた際、ソファが3台そのままにされていました。

一度このソファを見に行かせていただいたのですが、全会一致で残そうとなりました。

そしてGENさんのご提案で、備後絣をファブリックにしてソファを再生しました↓

土壁と絣。どちらも自然の素材で優しい空間になりました。

 

 

 

土壁と漆喰壁にはお茶の葉がブレンドされているようです。

石原さんと左官職人さんが、お茶の葉をブレンドするように、漆喰とお茶の葉の粉末をブレンドし

ほんのり緑色の漆喰を完成させました。何種類も配合を考えブレンドした唯一無二の漆喰です。

これほどまでに丁寧に作られた漆喰の壁は初めて見ました。

 

 

 

 

土壁にはほうじ茶の葉がブレンドされています。

こちらはお茶の葉の粉末ではなく、葉の形がある程度わかる大きさでブレンドされています。

こちらも試作品も何度も繰り返し作られている模様がわかります。

 

 

 

オープン初日に2Fでいただいた初お茶は鹿児島の「山口園」さんの「あさのか玉露」

山口園さつま町で有機栽培を32年前から始められたパイオニア。

20日間太陽に当てずに栽培する玉露は、栽培も製茶もとても難しいようです。

お茶と言えば静岡を連想されますが、今ではなんと鹿児島のお茶のレベルが凄いようです。

先日も鹿児島に出張して車からふと覗くと、道沿いにお茶がたくさん栽培されていました。

 

 

続いて1Fでは冷たいお茶をいただきました。

こちらは中国地方で栽培されるお茶の飲み比べです。

まずは岡山県美作市の小林芳香園さんの。なんと1862年からお茶作りをされています。

いただいたのは在来美作番茶。美作番茶は宮本武蔵も飲んだであろう幻のお茶と伝えられているそうです。

夏の暑い日にお茶の枝ごと刈り取り、一度煮て炎天下で天日干しを施し、乾いた茶葉にまた煮汁をかけて照りをつけます。

コーヒーを飲んでいるかのような深みがありました。

 

もう一杯は鳥取県大山町で40年お茶を作られている橋井さんの「べにひかり」から作られた「鳥取べにひかり和紅茶」です。

べにひかりは幻の品種と呼ばれており、アッサム種の血が入っています。通常の和紅茶とは異なり、キリッとした香りが特徴です。

和紅茶なるもの初めて堪能しました。

 

 

そのほか沢山の厳選されたお茶があったのですが、また次回の楽しみにしておきます!

抹茶のラテが超絶美味しそうでしたー!ぜひ次はいただきたいと思います!

 

 

皆様もぜひ尾道に行かれる際はTEA STAND GENさんへお越しください!

イエローバーチの丸テーブル(1本脚)をお届けさせていただきました。

イエローバーチの丸テーブル(1本脚)を広島市へお届けさせていただきました。

こちらは、広島T-SITE POP-UP SHOPがきっかけでご成約いただきました。

 

丸テーブルをお探し求められておりましたが、なかなかシンプルで使い勝手が良い一本脚タイプのテーブルがないとのことで、当POP-UP-SHOPにお立ち寄りいただきました。

フローリングがナチュラル系ですので、メープル材を中心にお求められておりましたが府中市ショールームまでお越しいただき、イエローバーチ材を気に入っていただき、セレクトいただきました。

 

 

加工前の状態でも板をチェックいただき、大変美しい表情の板をセレクトいただきました。

 

4本脚のテーブルは、結構いろいろなところで見られており、やはり座る場所が固定されることが難色を示されており、使い勝手が良い一本脚タイプのテーブルをご希望とのことでした。弊社の丸テーブルは、シンプル且ついつまでもモダンであり続ける1品です。イエローバーチ材はカナダ産。じっくり時間を掛けて乾燥させ、割れ・反りの少ない無垢材を使用しますので表面はとても美しい仕上がりです。そして、今回天板は40mmの特別仕様なので、存在感のあるテーブルとなりました!猫ちゃんも気に入っていただようで嬉しい限りです。

 

 

●当ショールームについて

当ショールームでは自社製品はじめ、他にない独自性の高いアイテムをセレクトしております。ただやみくもに展示を揃えてはおらりません。メーカーならではの特徴的なテーブル、ソファも揃えております。府中家具という産地で、タンス作りから始めた土井木工ですが、技術を活かしながらダイニングテーブル、ウッドフレームソファなど作成しております。また全国有名家具も一部取り扱っております。他とは違うテーブル・椅子・ソファなど揃当っております。ぜひ、一度ご来場のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

 

●公式インスタグラム

土井木工 : ..(@doi.furniture.mfg.ltd) • Instagram写真と動画

こちらでも製品・商品を紹介しております。

土井木工ショールーム(@doi_furniture.showroom) • Instagram写真と動画

 

マンションにピッタリなサイズのソファ。

 

広島市のマンションへお住まいのH様邸へ、AUTHENTICITY FINE ソファRBの2P(二人掛けサイズ)をお届けしてまいりました。

現在、広島市内のLECT内にある広島T-SITE 蔦屋書店でポップアップショップを開催しているのですが、実は昨年10月に2週間だけソファRBとソファDをの1人掛けを展示していたのですが、その間にちょうどお引っ越しを計画されるH様にT-SITEでご覧いただいたのがきっかけで、府中市のショールームへお越しいただきソファRBをお選びいただきました。

 

 

サイズをご心配されていましたが、マンションのリビングにぴったりのサイズでした。

2人掛けサイズは幅150cm(W1500mm)で、マンションのエレベーターも問題なく入りますので搬入も楽にできます。

 

 

ソファが中心となる間取りですので、後ろ姿が美しいAUTHENTICITYシリーズのソファが空間を彩ます。

 

 

サイドテーブルは読書にもピッタリのライフスタイルを彩ます。タブレットなども置けるので便利ですね!

H様この度は誠にありがとうございました。

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